看護師 給料
看護師の給料は気になりますよね。看護師の給料は平均月収が33万円、平均年収が471万円、平均時給が2000円、年間のボーナスなどは84万円というのが平均のようです。看護師の給料といえば同じ年代のほかの職業の人と比べてみても高めに設定されていることが多いですが、確かにこの給料は女性で20代後半独身女性がもらうにしてはとても高い給料かもしれませんね。しかしその分シフト制の勤務は大変ですし精神的にも身体的にもタフでなければ勤まりません。看護師は女性が活躍している職業の1つで看護師として働いている人の9割以上が女性です。平均的な一般女性の年収が200万円後半といったところですから、看護師の給料はかなり水準が高いといってもいいでしょう。
ただ給料が高いというだけではありません。きちんとした理由があり、仕事がつらい、きついのです。1日中立ち仕事ですし、夜勤、深夜勤もありますので、生活のリズムは不規則になります。そして医療に対して常に新しい知識を持つ必要がありますので、日々勉強なのです。看護師の給料が高いことはこういった点に理由があり、精神的にも身体的にもタフな人がなれる職業といってもいいですし、だからこそ、これだけの高い給料がもらえる職業だということ忘れてはいけません。
看護師になるには
看護師になるには高校を卒業してから国が決めた看護師養成施設で勉強をした上で国家試験を受験して合格をしなければいけません。看護師といっても、准看護師、正看護師の2種類がありますが、准看護師なら2年、正看護師なら3年以上勉強をしなければいけません。准看護師から看護師になることも可能です。一番若い年齢で看護師を目指すなら、中学校を卒業してから、高等学校衛生看護科へ入学してから准看護師の免許を取って、さらに進学コースの看護学科2年コースへ行くのが一番早い看護師になるための方法です。
高校卒業後に、看護師を目指せば最短3年は通常かかるのですが高校卒業時に准看護師を取得していることで2年で看護師の資格がとれるのです。ですから20歳ですでに正看護師として仕事をすることができます。最近は看護学校だけでなく、4年制大学でも看護科を設けているところが増えており、看護師の社会でも高学歴化していることがわかります。また、社会人でも看護師を目指している人もおり、看護師になるためには年齢制限はないので、いつでもなりたいと思ったら看護学校の入学試験を受験して、合格すれば誰でも学ぶことができるのが特徴です。准看護師は国家試験がありませんが、正看護師は国家試験があります。
看護師国家試験
看護師国家資格は毎年2月の第三日曜日に行われており、合格発表は毎年3月下旬に行われています。試験科目は、人体構造機能、疾病の成り立ちと回復促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論、看護の統合と実践から出題されます。看護師国家試験の試験は午前2時間40分、午後2時間40分試験が行われます。客観式必修問題、客観しい一般問題、客観式状況設定問題が午前中にあり、午後からも同様の内容の試験が行われます。試験の概要は毎年8月の初旬に発表です。
看護師国家試験の合格基準ですが、必修問題、一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点にして、必修問題50点中40点以上、一般問題、状況設定問題250点満点中160点以上を取ったものを合格としています。看護師国家試験の合格率は、だいたい95パーセント以上ですから、勉強をしっかりとしていれば誰でも合格をできるということになりますが、場合によっては不合格になることももちろんありますので、看護師国家試験の合格率は高いからといって勉強を侮っていれば当然不合格になってしまう恐れがありますので、しっかりと事前の学習は必要です。
看護師リンク
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